先日小倉に出張する機会があり、午後の時間が空いたので、筑豊を縦断して桂川から原田経由で大宰府に行ってきました。訪問日は9月12日となります。
筑豊本線は福北ゆたか線という名称になりました。折尾から桂川までは電化区間でしたが、桂川からはかなりくたびれたキハ147に乗りました。ボックスシートで、窓が開く車両に乗り、昭和のローカル線を満喫しました。
原田からは二日市まで鹿児島本線に乗り、そこから歩いて6分で西鉄の紫駅に着きます
太宰府天満宮は一度訪問したことがあり、ここに寄ると時間的にきついのでどうしようかと思いましたが、やはりここまで来たら寄らないとと思い、参拝しました。
さてここからは今回の主目的である観世音寺に向かいます。太宰府天満宮は平日にもかかわらずかなりの人出でしたが、観世音寺は、そこから歩いて20分程度にもかかわらず、ほとんど訪れる人もなく、まさに隠れ社寺の名に相応しい場所でした。
本堂です。
梵鐘は国宝です。
そして宝蔵に入り、二階に上がると、このように巨大な仏像たちに圧倒されます。
とにかく大きい仏像が並びます。丈六仏ということですが、
とくに中央に安置された馬頭観音の迫力たるや。これは5メートルを超えるようです。
さて観世音寺で仏像を満喫した後は、太宰府展示館までは歩いて5分くらい。ここが太宰府の政庁跡で、復元模型があります。
そこからやや北に行くと、令和となり突然脚光を浴びた坂本八幡宮があります。
その南側には、万葉集の梅花の宴の雰囲気が味わえるような風景です。
とにかく観世音寺の仏像群に圧倒された今回の社寺訪問でした。