弁護士大久保康弘のブログ

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追悼デヴィッド・ボウイ

 

 

 

 

この「追悼デヴィッド・ボウイ」という記事は、かなり前に大阪弁護士会のブログに掲載するための記事として書いたものですが、ミスで投稿できなかったものです。少し古い話題ですが、書いた記事が見つかったのでUPすることにします。

 

今年の1月10日、ロックシンガーのデヴィッド・ボウイが69歳で亡くなりました。

その死が日経新聞一面のコラム「春秋」で取り上げられたことからも彼の存在の大きさが分かります(前記コラムは、マークボランと混同しているなどの批判がありましたが)。死去後の20日に出た音楽誌がボウイ特集を掲載していましたが、追悼特集ではなく、1月8日に出た新作「★」の特集だったということが凄い。この新作は、新世代のジャズミュージシャンを起用した全く新しい地平を開くもので、闘病中の制作にもかかわらず、異様なパワーがありました。

その新作も含め、1月中はボウイばかり聞いていましたが、彼の曲から私の好きな5曲を選んでみました。

1 「ヒーローズ」

やはり1曲を選ぶとなるとこの曲。2度目の来日の万博ホールで冒頭のワルシャワから続けてこの曲が流れた時の印象は忘れ難いものがあります。

2 スターマン

初めて聞いたボウイの曲がこれでした。イントロのアコギが宇宙っぽい。

3 火星の生活

リック・ウェイクマンの弾くベヒシュタインのピアノが美しい。

4 スティション・トゥ・スティション

冒頭の蒸気機関車のSEから、徐々に加速していく構成が素晴らしい。

5 すべての若き野郎ども

先ほどの日経のコラムにもありましたが、初出は本人ではなくモット・ザ・フープル。これ程の名曲を他人にプレゼントするだけの圧倒的な作曲力があったわけです。

 

新作「★」のラストの曲は「アイ・キャント・ギブ・エブリシング・アウェイ」 というものです。リスナーに最後のメッセージを告げ、スターマンは宇宙に帰って行ったのでしょうか。

R.I.P。