弁護士大久保康弘のブログ

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フィギュアスケート 2016グランプリシリーズ展望(女子シングル)

こんにちは。先日、NHK杯について書きましたが、今日はグランプリシリーズ全体について書きます。

まず大会の順序ですが、2015年はアメリカ→カナダ→中国→フランス→ロシア→日本となっていましたが、2016年はアメリカ→カナダ→ロシア→フランス→中国→日本となっています。なぜこのようになったかは不明ですが、去年のエリック杯(フランス)のような悲劇が起こらず、全部の大会が無事に終了することを願います。

NHK杯は今年もラストで、この形が一番落ちついていいですね。

さてそれぞれの大会の出場選手について、今回は女子シングルの選手をざっと見ていきます。

一番出場選手の多いのはロシアで9人、続いてアメリカと日本が8人と、この3カ国がダントツですが、個人的に注目しているのはカナダの3人で、それぞれの持ち味がはっきりしていて面白い。ちなみにデールマンは自分で勝手に「カナダの伊藤みどり」と名付けています。

ここからは大会毎に見ていきます。

開幕戦のスケートアメリカでは浅田真央が登場します。ロシアはリブニツカヤくらいか、と思っていたらアメリカがワグナーとゴールドの2枚看板を持ってきました(当然ですが)。日本代表は浅田の他は村上佳菜子と三原舞衣です。

スケートカナダはロシアが前期と前々期の女王のそろい踏みで強力ですね。この2人に本郷、宮原、永井の日本代表がどう挑むかというところ。

続くロステレコム杯は、ロシアの女王2人は出ませんがそれでもリプニツカヤ、ポゴリラヤ、ラジオノワと強力です。そういえば他の大会にもソチの金メダリスト、ソトニコワはエントリーしていませんね。日本勢は村上、松田悠良の2名。

次はフランスですが、フランスの女子選手はここしか出ないのですね。ここは浅田、メドベージェワ、ゴールドの上位争いに樋口、永井がどこまで、という感じでしょうか。あと、個人的にはロシアのソツコワのシニアデビューが楽しみです。

中国杯はやはりロシア勢のタクタミシェワ、ラジオノワとアメリカのゴールドが強力ですが、本郷、三原舞衣に頑張ってほしいところです。

NHK杯はロシア、アメリカのメンバーはやや小粒なので、宮原の優勝に期待がかかります。

全体を通して新顔ではロシアのソツコワと樋口が注目されます。逆に残念なのは昨シーズンまで出ていた今井遥が出ていないことですね。

次回は男子編です。