先週金曜日9月23日、法月綸太郎「一の悲劇」がドラマ化され、フジテレビ系列で放映されました。
実はこの作者は大学の後輩なのでよく知っているので、それゆえ見ていて面白く思ったところがあります。
この作者の「一の悲劇」を含むシリーズは、アメリカのミステリ作家エラリー・クイーンの作品にならって主人公の探偵=作者という設定になっています。そうすると今回の主人公探偵である長谷川博巳=作者であるということになります。この作者の作品が映像化されるのは初めてで、主人公のイメージをどのように設定するかについては、どうやら作者をモデルにしたようで、たしかこれに近いブレザーを着ていたことがあるような気がします。
* 下の画像は、フジテレビ番組ホームページより
また、ドラマの中で主人公を評して「筆が遅くて悩める推理作家と呼ばれている」というセリフがありましたが、これも笑ってしまいました。
あと、ピンク・フロイドのエコーズが使われていましたが、これは誰の好みなのかな?