弁護士大久保康弘のブログ

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大晦日と読書

今年も大晦日になってしまいしました。

今年中にやろうと思っていてできなかったことは、当然ながらいろいろありましたが、毎年やっていることはできるだけ続けたいものです。

その一つが、年間200冊本を読むということです。

ただし、すぐ読めるビジネス書のようなものを200冊読んでも意味がないので、その中で一冊だけでも、古典と言われる本を読むことにしてきました。

今年の課題は万葉集ということにしました。

ということで、この2冊を買ってきました(というより、この2冊が出たので万葉集にしたという方が正確)。

  

原文 万葉集(上) (岩波文庫)

原文 万葉集(上) (岩波文庫)

 

 

原文 万葉集(下) (岩波文庫)

原文 万葉集(下) (岩波文庫)

 

 ちょうど今年、岩波文庫で上記の2冊が出て、どうせ読むなら原文で読もうということで読んでみましたが、

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こんな感じで読むのがつらい。ちなみに上記は浦島太郎の話です。

ただ、これでもまだ読みやすいほうで、全部が万葉仮名で表記されている箇所はもっと読むのがつらい。

 

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 こればかり読むのはつらいので、保田與重郎の「わが万葉集」も並行して読んでいました。

わが萬葉集 (文春学藝ライブラリー)
 

 保田與重郎の文章も読み難いものですが、まあ万葉仮名に比べると読みやすく、こちらを読んでいる時はほっとしました。

 

今月中旬位からずっと読んできたのですが、ようやく今日読了しました。何とか来年もこの習慣は続けたいものです。

それではみなさん、よいお年を。