隠れ社寺探訪記第6回は、前回に続き大阪市内です。
今年から大阪市で行われている文化財特別公開。寺社特別公開のシリーズ第2回は、住吉区の東大禅寺です。
南海高野線の住吉東駅で下車し、東に少し歩くと住宅街の中に鳥居が見えてきます。ここも神仏習合ですね。
鳥居をくぐって少し石段を上ると山門が見えます。古墳の上にできた寺ということです。
門を入るとすくに本堂が見えてきます。
ご本尊は毘沙門天。普段はお前立ちの後ろの扉の中におられますが、今回は特別に拝観させていただきました。漆黒で大きく、顔もいかつく、戦いの神らしい凄い迫力です。
また前回に続いてここにも荼枳尼天が。
帰りに資料で教えていただいた近くの宝泉寺に寄りました。
ここは十三仏の石仏があり、外から見ることができます。
さらに北に歩くと六辻があります。地形的に必然性はないのですが、なぜか六差路になっており、六道ということで閻魔堂があります。
ここでは閻魔地蔵尊が特別公開されており、拝観できました。暗黒の世界の帝王という 風情でした。