国宝展に沸く京都ですが、細見美術館にて注目の展覧会が開かれています。
その名も「末法」。
23日に見に行きました。
「夢石庵」というコレクターのコレクションからの展示というものですが、そんな人は聞いたことがないなあ。杉本博司さんの変名だろうか。
まずは第一展示室。仏教美術コレクションですが魅力的な神像もあります。
展示室の間に、杉本博司の Accelerated Buddhaというインスタレーションがありました。これはsea of buddhaが加速されて行くというもので、とても面白い。
第二展示室は仏教関係以外のものが集められていますが、何というか暗いものが多く、応挙ですら驟雨江村図という暗い嵐の画でした。
下は印地打図屏風。子どもの石投げ合戦らしいですが、画面の暗さに惹かれます。
続いて第三展示室。この展示には驚かされました。
この末法展は12月24日まで。
なお当日は東福寺に寄り紅葉を見てきました。ここは駅近で紅葉の渓谷美が楽しめるので毎年のように行っています。凄い人出でした。