弁護士大久保康弘のブログ

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2017全日本フィギュア男子フリー、代表発表

さて土曜日に会場で女子フリーを見た後は新宿に出て、バスタ新宿から出る夜行バスで朝帰り。午前中は録画の整理などしてお昼を食べて昼寝し、2時半頃に起きて有馬記念をテレビで見ました。

有馬記念は全日本と同じ日にあるのでこれまでずっとリアルタイムで見ることはできませんでしたが、今日はゆっくり家で見ることができます。ハーツクライがディープを破った時以来になります。

有馬記念キタサンブラックの圧勝に終わりました。競りかけていく馬がいなかったことをあれこれいう向きもありますが、そんなことのできるのはサトノクラウンくらいのもので、 サトノクラウンが本調子になかったならこのようにキタサンが楽に逃げるのも仕方ないと思います。

 

さて有馬が終わって風呂に入って、男子フリーを迎えます。

 

ワールド・フィギュアスケート 80

ワールド・フィギュアスケート 80

 

 

去年までは女子SPの後に男子フリーがあり、現地観戦していたので、女子SPが終わったら夕食タイムとしており、そのため男子の第1グループの最初は見ないことが多かったのですが、中継があるとなるとさすがに見ないわけにはいきません。しかしながら前半グループでは12番の山田耕新選手まではあまり見るところがありませんでした。

山田耕新選手はコールドプレイのフィックス・ユーでしたが、昨年はフリーに進めなかったので2年越しの披露。なかなか人気もあるようです。

第3グループでは何と言っても山本草太。まだまだ回復途上ですが、一歩ずつ難易度をあげたジャンプに挑戦する姿勢が感動を呼びます。また日野龍樹選手、大阪の須本光希選手もよかったです。

最終グループは友野一希選手から。4回転を見事に決め、153.05の高得点で、フリーは5位でしたが総合4位に入りました。次代のエース候補です。

村上大介選手はジャンプが決まらず、149.96という得点にとどまったのが残念。

佐藤洸彬選手は昨年に続いての最終グループでしたが、4回転に果敢にトライしましたが残念ながら決まらず。136.87という得点。

さてここからは上位3人。予想通りの顔ぶれとなりました。

無良崇人選手は、4Tを冒頭の1本だけと構成を変えてきましたが、それが功を奏したのか、これまでよく抜けていた3Aが2本とも豪快に決まりました。172.88で、後の演技を待ちますが、昨年とは違い悔いのない演技ができたのではないでしょうか。

田中刑事選手は、冒頭から4S、4S+2Tの予定で、2本目は単独になりましたが2本とも着氷、さらに後半の4Tも決めたのは凄く、最後の音楽が速くなる部分のステップも素晴らしかったです。熱演でした。175.81とフリーだけでも無良を上回りました。

宇野昌磨選手は、前半のジャンプは4Loをはじめとして綺麗に決まったのですが後半の4Fで転倒し、4Tも回転不足となってしまいました。 ただそれでも186.47は貫録でしたが、残念ながら昨年の意地のラスト3連発コンボのような感動はありませんでした。

 

代表発表はミスターサンデーの番組中になり、まあ予想通りで、女子の2枠目が坂本か樋口か、と言われていたのですが、樋口はせっかくファイナルに進出できたのに6位に終わったためアドバンテージを得られず、全日本も3位ならまだしも表彰台に乗れなかったのでこの結果は仕方ないでしょう。