フィギュアスケート女子が終った翌日の土曜日、たまたま時間が空いたので、薬師寺の塔頭の襖に描かれた芦雪の襖絵が観られるというので、奈良国立博物館に行きました。ようやく暖かくなった奈良公園はかなり人出が多くにぎやかでした。
まずは特別陳列お水取り。この特別陳列は毎年この時期に行われており、私も以前見たことがあると思っていましたが、私が見たのはおん祭りの特別陳列だったことを思い出しました。
実際のお水取り行事は、クライマックスではない松明の少ない日に見に行ったことがあります。
また「名もなき知識、発願者たち」の展示は写経でしたが国宝も2点見ることができ、充実していました。
そしてもう一つの特別陳列へ。
「薬師寺の名宝」、こちらが私の本命で、薬師寺の塔頭だった福寿院にあった蘆雪の襖絵。虎も、鳥も、子供もいかにも芦雪でした。やはり蘆雪はいいですね。見ると楽しくなってきます。
上の襖の虎の拡大図です。
これは上の襖の岩に止まる鳥の拡大図。叭々鳥かな。
上の襖の子供の拡大図。
また板絵神像もなかなか興味深いものでした。女神と男神をそれぞれあげておきます。
この特別陳列は14日までです。