10月13日に、佐川美術館を訪問しました。
佐川美術館は、滋賀県の守山市、琵琶湖のほとりにあります。琵琶湖大橋の近くにはいろいろなリゾート施設がありましたが、ほとんどがなくなりました。佐川美術館は1998年に開館しましたが、公共交通機関で訪れるには不便なところであり、車で行きました。
途中、南郷洗堰の南にある立木観音に立ち寄りました。前回の訪問が2013年なので6年ぶりになります。800段の石段を登ります。雨でしたか何とか傘をささずに登れました。登りきると開けた空間に出ます。
さてここから30分ほどで佐川美術館に到着。
佐川美術館はこのように水の中に浮かぶ感じの建物です。
この佐川美術館では、 10月1日から「ZENGA 白隠と仙厓展」が開催されています(12月1日まで)。
先日、このブログで白隠のスタスタ坊主のことを書きました。http://okubolaw.hatenablog.com/entry/2019/08/18/234535
このスタスタ坊主が、こんなに早く見られるとは思いませんでした。
蓮池観音は着色されており、力作です。隻履達磨図も力作。
一方の仙厓は力の抜けた作品揃いでした。
画題別に白隠と仙厓の描いたものを並べたコーナーもあり、二人の作風の違いがよく分かり、なかなか楽しめました。