こんにちは。
今日は読書の際に聴く音楽(BGM)についての話です。
私は小説やエッセイを読む場合、音楽を聴きながら本を読むことが多いのですが、その際に聴く音楽とのマッチングについて結構考えます。以下、マッチングについて考えていることを書きますが、果たして面白く読んでいただけるでしょうか。
まずは、誰でも思いつくことですが、映画の原作をサントラを聴きながら読むという方法があります。例えば「オペラ座の怪人」を映画のサントラを聴きながら読めば、当然ながらよく雰囲気が出ます。
また、小説や戯曲にインスパイアされた音楽も結構あるので、それを聴きながら読めば味わいがより増すでしょう。「ロミオとジュリエット」などは映画化もされていますが、それより以前にチャイコフスキーの曲があります。また、イギリスの叙情派プログレバンド、キャメルの「スノーグース」もポールギャリコの同名小説にインスパイアされた音楽なので、ここに挙げておきます。
白雁(スノー・グース)+16<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: キャメル
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: CD
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さらに物語の中で重要な役割を果たす曲というパターンもあります。最近では、越谷オサムの「陽だまりの彼女」に出てくるビーチボーイズの「素敵じゃないか」が代表例でしょう(映画でも流れていました)。
今のシングルCDはこんなジャケットなのですね。
以上、言わば基本編という感じで、小説と音楽が直接何らかの関連性を持つパターンについて述べてきました。これらはもともと関連性があるので、相乗効果が保証されていると言えましょう。
次回は、このようなあらかじめ関連づけられていない音楽でも、見事にマッチングした例について書きます。