先週、ノーベル文学賞の発表がありました。
木曜日の夜、ご多分に漏れず村上春樹はどうだったかなとスマホでニュースを見たら、何と「ノーベル文学違和感を賞はボブディラン」との文字が。おー、と声を出してしまいました。
たしかにディランの歌詞はすぐに意味が分かるような単純なものではなく、一聴しただけではよくわからないけれど、ただ何となく感覚的に意味が伝わってくるようなものが多いと思います。
しかしノーベル賞関連の記事で、「平和運動に関わり」というような報道をされているものがあったのには違和感を覚えます。そういった運動に関連することとしては、ウィ・アー・ザ・ワールドに出たものの、いやそうな顔をして歌っていたことくらいでしょうか。
また少し前に中国での公演があったのですが、その際に「風に吹かれて」を歌わなかったことが一部で批判されたりもしましたが、その時には、でも「見張り搭からずっと」を歌ったじゃないか、メッセージとしてはそれで十分じゃないかと思ったのでした。
しかしノーベル賞の発表があった後も、それについて一切コメントせず、われ関せずとステージで淡々と歌っているようで、いかにもディランらしく笑ってしまいました。
ということで、iPhoneにこれまで買ったCDの曲を全部(600曲以上ありました)入れて聞いています。