2016年11月13日、ミュージシャンのレオン・ラッセルが自宅で死去したという報道がありました。1942年生まれですから、74歳でした。
60年代後半から73年頃にかけ、レオンラッセルはアメリカンロックの中心人物の一人であり、「スワンプ」の立役者でした。しかし74年頃には、このジャンルとともに失速した感がありました。
代表曲の「ア・ソング・フォー・ユー」はいろんな人にカバーされていました。またカーペンターズ大ヒットした「スーパースター」も忘れ難い曲です。
また1971年にジョージ・ハリスンの呼びかけで実現した「バングラデシュのコンサート」ではコンサート・マスターといえる立場で、ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」を熱唱する姿、またディランのバックでジョージがギター、レオンがベースを弾いていた姿が印象的でした。
最近でも2008年、2012年、2013年に来日しており、私もbillboard大阪でライブを観ましたが、キーボードの前に座ると動かず、「めんくさいのでこのままアンコールをやるぜ」と言っていたことが忘れられません。