前エントリで京都・秋の特別拝観について書きました。この特別公開は11月7日まででしたが、翌週の11月11日から13日までの3日間、東山仁王門にある信行寺が、特別に公開されました。
かなりの行列を覚悟していましたが、列が寺の境内の中に収まっていた程度だったので一安心。30分程度の待ち時間で中に入ることができました。
ここから入ったところの天井に若冲の天井画があります。
昨年の公開時にも訪問しましたが、その時には曇っていたこともあり、暗くてよく見えなかったのですが、今年はLED照明という新兵器を導入したことにより、天井画がとてもよく見えるようになりました。保存状態もかなりよく、ハイビスカスやトリカブトなどもよく見えます。
ここの天井画はもともと若冲が晩年暮らした石峰寺にあったものが移されたとのことですが、一部は大津市の義仲寺に移され、境内の翁堂の天井に嵌め込まれていました。近年取り外され保存されていますが、こちらの天井画が、京都市美術館の「若冲の京都 KYOTOの若冲」http://www.mbs.jp/jakuchu-kyoto/
にて展示されているということでそちらも見て来ました。
にて展示されているということでそちらも見て来ました。
初めて見る画、久しぶりに再開した画(「象と鯨図屏風」や両足院の「雪梅雄鶏図」、「伏見人形図」など)を、充分堪能することができました。
義仲寺の翁堂の天井画は一番最後に展示されています。