続きましては「メロトロンの1曲」という切り口で5曲を紹介します。
前回紹介した5バンドのようにメロトロンを使い倒すようなことはしませんが、1曲だけ使っているバンドも数多くあるのですが、その1曲が素晴らしく絶対落とせない、というものがあるので紹介してみました。
まず最初はビートルズ。関ジャムでも紹介されていましたが、「ストロベリーフィールズフォーエバー」。この曲のイントロのフルート音が有名です。
The Beats - Strawberry Fields Forever
次はアメリカ南部の男臭いロック。メロトロンといえばプログレ、プログレといえばイギリスやユーロでなのですが、まさかのアメリカ南部、サザンロックの雄のレーナード・スキナードのメロトロン曲。これはプロデューサーであるアル・クーパーのサジェストだと思います。
このファーストアルバムの中の「チューズデーゴーン」にメロトロンが使われています。2:40あたりから聞こえてきますが、3:55あたりから全開になります。
Lynyrd Skynyrd - Tuesday's Gone
続いてはデヴィッド・ボウイ。出世作である 「スぺイス・オディティ」の表題曲。
この人もストリングスはよく使いますが、メロトロンはほとんど使いません。ただこの「スぺイス・オディティ」では曲によく合った使い方をしています。
さて次はストーンズ。これもメロトロンはあまりバンドのイメージにそぐわないのですが、一時道を誤りサイケに走った時期があり、その時作ったアルバムがサタニック・マジェスティーズで、そこでメロトロンを使っていました。
このアルバムの「2000 Light Years From Home 2000光年のかなた」においてメロトロンが印象的に使われています。
最後は超大物レッド・ツェッペリン。これもキーボード自体専任奏者がいないためメロトロンはあまり使わないのですが、この5枚目のアルバム「聖なる館」あたりから各種キーボードを使うようになり、メロトロンが使われています。
- アーティスト: レッド・ツェッペリン
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: CD
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2曲目の「レインソング」にメロトロンが使われています。かなりの使用量です。
Rain Song by Led Zeppelin in 1080p HD
1:40あたりからメロトロンが出てきて、そこからはメロトロンが主役になっているというくらいの使用量で、メロトロン好きには堪えられません。