大阪市の阿倍野区にある正圓寺には、ちょうど1年前に訪問しブログにも書きました。
最近、この記事を見ていただいている方が増えているようで有難いことです。
今回、1年ぶりに仏像群が公開されるということで出かけました。
去年も猛暑でしたが、今年はそれを上回る猛暑でしたが、冷房のある広い客間で異形の仏たちを拝観することができました。
今回は仏像を何点かご紹介します。
ここのご本尊は秘仏の歓喜天ですが、今回も歓喜天像、歓喜天曼荼羅をいくつか見ることができました。
上の像は像の頭をしたものですが、女性の顔をしたものもあります。
歓喜天以外に、前回も見ることができた九曜星などに再会することができました。今回は解説を聞くことができ、この荼吉尼天の面白さがよく分りました。
ベースは荼吉尼天ですが、歓喜天の要素もあれば、頭の上は宇賀神であり、また翼もついているという、いろんな要素を持った複雑怪奇な像でした。
お堂に移って釈迦十六善神像を拝観。
とにかく異形の仏の宝庫で、圧倒されてしまいました。