弁護士大久保康弘のブログ

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フィギュアスケート世界選手権(男子フリー)

3月23日土曜日、フィギュアスケート世界選手権も大会4日目となりました。いよいよ最もチケットがとりにくい男子フリー。それまでも圧倒的に女性の割合が多かったのですが、この日はもうほとんどが女性と言っていいくらいでした。

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さて本日も全選手の演技へのコメントを。 

 

ビチェンコ
いきなりベテランの登場。曲の展開が派手だな。138.93とシーズンベストを出して、やりきったという表情。
 
田中刑事 冒頭4S+2T決め、その後はこらえるジャンプが多かったがGOEのマイナスもなく、最後までやりきった。159.64でフリー11位、スタオベをもらっていた。
 
バシリエフス 冒頭4Tはダウングレードになってしまった。今回は全体に精彩を欠いていたなあ。143.78とフリー20位。
 
ケリー 革ジャンに白T。冒頭4T決めた。その後もジャンプを決めて全体としてまとまった演技だったが、最近はそれだけでは上位に来れないな。143.76でフリー21位。
 
ジージェイイー ホワイトストライプスにACDC、ロックだ!ステップ途中で豪快に滑ってしまうが個性が光る。132.34。
 
サマリン 冒頭4Lz+3Tは飛距離が素晴らしくGOEは3.61!SPの失敗が悔やまれるが167.95とフリーでは7位。
 
メッシング 3Aで転倒したがその後で受け身のように1回回って起き上がる。後半4T+2Tを決めたのは見事。155.26でフリー15位。
 
リトビンセブ アゼルバイジャン代表。顔がかわいい。149.38
 
マヨロフ 最後陽気なラテンで盛り上がったが途中でテンポが変わるのは難しいぞ。暖かい拍手。150.55
 
サモーヒン 曲のロバートロドリゲスのギターが凄いな。冒頭から2つが2回転になってしまう。終わってなかなか立ち上がれない。123.28はフリー24位。
 
ナム・ニューエン 冒頭は綺麗な4S+3T。2つ目4Sも良かったが、後が続かず後半ルッツが2回転になるなど尻すぼみで154.76。
 
チャ・ジュナンロミオとジュリエットは冒頭ナレーションが入るがその部分の4Tで転倒。あのナレーションはいるのか?4Sは決めたが150.09でフリー18位。
 
 
コリヤダ 冒頭4T+3Tを決めて波に乗った感。その後の4Tで少しバランスを崩したがその後のジャンプは決めて見せた。178.21とフリーで6位。スタオベ。トータル262はこの時点でダントツ。
 
クビテラシビリ ハモンドが響くがミュージカルモーツァルトか。長身なのでバランスを崩しやすい。冒頭4S+3Tを転倒し、後半の4Tも転んだが倒れ方が派手。158.07でフリーで13位。
 
ラズーキン 
冒頭4T+3T、続く単独4Tと2つ決めたがあまり派手じゃないのは、ふわっと回る系だからか。164.69でフリー9位。この時点でロシア代表が123。
 
エイモズ 期待の新人。冒頭4T着氷したがバランス悪く拍手もらえない。後半3Aのコンビネーションは転倒してしまう。ステップの動きは面白いがそれで手を切ったか血だらけらなった。159.23はフリー12位とまずまず。トータルは247.47で11位。
 
ボーヤンジン この人が出てくるとジャンプのレベルは上がるな。冒頭4Lz、続く4T+2Tは4T回転不足も、後半に4T決めてTES95.81は凄い。178.45とフリー5位、トータル262.71で5位。
 
ブレジナ スペンサーデイビスグループのアイムアマンに乗って4S+2Tを決める!後半はACDCのサンダーストラック、3Fで転倒あったが、大盛り上がり大会で演技終了のポーズを決め、演技後のクロマティの万歳ポーズも最高!167.32はフリー8位。
 
さて最終グループ。

ゾウ 冒頭4Lz+3Tは素晴らしくGOE3.94は素晴らしい。続く4Sなど、ジャンプをバシバシ決めてTESは100超えなるか?と思い99.71と凄い。ステップも見応えがある。演技後の挨拶も合掌と、ブレジナといいみんな凝ってるな。
186.99とフリーは3位、最終も281.16で3位となった。
 
宇野 冒頭から着氷乱れ、4Sも4Fも続けて回転不足でこの2本でGOE7.77のマイナス。4Tを決めてようやく立て直したがその後も乱れは続き後半の4Tコンボにできず、TESで10点近く低い。178.92でフリー4位、トータル270.32と4位になった。
 
マテオリッツオ クイーンメドレーは見たかったプログラムだが、冒頭の4Tで転倒が残念。ラブオブマイライフでは会場で大合唱しないと。しかしこのメドレー編集が絶妙だな。楽しませてもらった。164.29はフリー10位でトータル257.66と7位。
 
羽生 久し振りに聴くこの大歓声、凄い!冒頭4Lo決め、続く4Sは回転不足もよくこらえた。そして後半4T+3Aを決めると、ひときわ歓声が大きくなり会場は熱狂のるつぼに。プーさんシャワーの量も半端ない。206.10とこの時点で世界最高得点。トータルでも300.97と300を超えた。
 
ネイサン 大量のプーさんで開始時間が遅れるかと思ったがそれほどでもなかった。これも素晴らしい演技!冒頭4LzはGOE4.76。冒頭から3つ単独4回転となったがどれかコンボにする予定だったか。ただそれで後半3つコンボの連続は圧巻だった。非の打ちどころのない完璧な演技でフリーは216.02、トータルでも323.42と直前の羽生を大幅に大幅に上回る新記録に大歓声。
 
ブラウン 最終滑走は冒頭4Sダウングレード転倒はともかく、その後のジャンプが予想以上に決まらず、後半アクセルが抜けたりなど良くないときのブラウンだった。157.34とフリー14位。トータルは254.15で9位。
羽生君とチェンの勝負はまさに名勝負というにふさわしいもので、このような見事なた戦いを見ることができて満足です。