この隠れ社寺訪問記も久し振りのエントリになります。
5月12日に木津川市の高田寺を訪問しました。
ここは、平地の小さな集落の中にありますが普段は予約制になっているので、隠れ社寺に認定します。
大和路線の加茂から南に行きます。県道44号線から西に高田の集落があり、そこに高田寺があります。
ご本尊は薬師如来です。
ご本尊の前には狛犬が、そして両脇には阿弥陀仏と不動明王がいらっしゃいました。
このお地蔵さんには「よあそび地蔵」という名がついています。村の若者がよく持ち出していたようで、それを地蔵さんが夜遊びしたと言ったことからこのような名前がついたとのことです。
下はオオヤマレンゲ。モクレン科の植物です。まだつぼみが多かったのですが、少しだけ咲いている花がありました。
ここの近くに大仏鉄道の遺構があるというので行ってみました。
この大仏鉄道の遺構巡りは、結構案内が整備されています。
下の写真は、上の図の3観音寺橋台です。
車で木津川台ニュータウンに移動し、京大農場の奥にある大仏鉄道公園の奥に廃線跡があります。
この道路は大仏鉄道の線路跡です。ガードレールのあたりの下は隧道になっています。
「赤橋」と名付けられた遺構です。
梶ヶ谷隧道。今も農道として使われています。
この大仏鉄道の廃線跡、奈良市民なので話は聞いていたのですが、ここまで整備されているとは思いもよりませんでした。今回は4箇所だけでしたがその他も回ってみようと思います。