このシリーズも17回目となりました。今回は5年前に訪問した、滋賀県南部の幻住庵、立木観音、そして京都府に入って猿丸神社、禅定寺を取り上げます。2013年3月20日に車で訪問しました。
ここは以前、当ブログで、「村上春樹と父親」というエントリで取り上げました。
http://blog.hatena.ne.jp/okubolaw/okubolaw.hatenablog.com/edit?entry=10257846132600323914
場所は石山寺から西へと行ったところです。
写真を一枚上げておきます。
次は立木観音に向かいます。ここも孤立した場所にあるため、知名度が低いのですが名所です。
宇治川に出て、川に沿って行けば駐車場がみえてきます。
この長い石段を登った上に立木観音があります。
階段が長くかなりしんどいのですが、登った満足感は格別です。
このあたりは川沿いに人家がないのですが、しばらく行くと大石という集落に入り、ここから猿丸神社、禅定寺へは、宇治川から離れて783号線に入ります。
そしてそれほど山深くもない県境を越えて山城の国に入れば、猿丸神社が近づいてきます。
そしてここからは、今回の最終目的地である禅定寺はほど近くにあります。
この寺は、山の上にあるというわけではなく、京都府の宇治田原町から滋賀県に抜ける途上の平地にありますが、今はこのルートの交通量があまりないことから、人里離れた場所になっています。
地図を載せますが、宇治から東の方向だということは分かってもらえたと思います。
このように訪れる人は少ないのですが、歴史は古く、文化財の宝庫です。もらったパンフレットを貼り付けておきます。
重文の十一面観音が見事で、他にも日光月光菩薩、文殊菩薩など重文がたくさんあり、宝物館が一杯となる仏像群に圧倒されました。