弁護士大久保康弘のブログ

大阪の弁護士です。お問い合わせ、ご依頼はy-okubo@gf6.so-net.ne.jpまで

日田市のこと

7月6日頃より、九州各地を豪雨が襲い、道路や鉄道に大きな被害が出ました。鉄道では肥薩線、九大線、くま川鉄道などの鉄橋が流されました。

 

3年前にも日田市付近に大雨が降り、九大線と日田彦山線の鉄橋が流されました。九大線はその後復旧しましたが、日田彦山線は鉄道での復旧はしないということになったようで、鉄橋は復旧しないままとなっています。

 

日田市には裁判のため何度か行ったことがあります。日田市は筑後川がいくつかの支流に分かれてまた合流する地点にあり、もともと筑後川の氾濫により形成された盆地にあったため、洪水の危険はありました。


ここから日田彦山線に乗り北に行けば小倉に、久大本線に乗り西に行けば久留米を経由して博多に、東に行けば大分に出るという、交通の要衝で、今でこそ小さな地方都市ですが、江戸時代は天領になっていました。

 

日田支部で裁判があるときは、行きは博多からバスで行くことが便利でしたが、一度特急ゆふに乗って行った時には、乗客のほとんどが外国人観光客だったので驚きました。

 

日田の名物は赤司のようかん、それも一枚ものの、表面が白くなるようかんでした。裁判が終わってから福岡でグランプリファイナルを見たので、記録とようかんを箱に詰めて宅急便で送ったことがありました。

 

 

日田からの帰りは日田彦山線に乗って小倉に出ることがありました。一度大鶴という途中駅まで送ってもらったことがありましたが、その無人駅の心地よさが思い出されます。2013.10.18

 

f:id:okubolaw:20200710223451j:plain

 

トンネルを抜けて彦山の駅に着き、スロープカーに乗ったこともあります。帰りのバスがなくGoogleマップで徒歩1時間9分とあったので、何とか1時間で駅まで一生懸命歩いたものでした。2013.10.18

 

 

f:id:okubolaw:20200710224257j:plain


日田から少し上流の天ヶ瀬に行けば駅前に露天風呂があり、川に沿ったその解放感は素晴らしいものでした。2013.12.5

 

f:id:okubolaw:20200710223003j:plain


以下の写真は2014.4.24に日田の街並みを訪れたときのものです。

 

f:id:okubolaw:20200719224850j:plain

 

f:id:okubolaw:20200719225020j:plain

 

f:id:okubolaw:20200719224750j:plain


この美しいたたずまいの町に行く線路がまた復活し、一日も早く行けますように。