隠れ社寺訪問記、今回は八尾市にある大聖勝軍寺です。
隠れ社寺という定義は厳密なものではないのですが、それでも一般的には山深いところにあって隠れているイメージとなるでしょう。
ただ、街中にありながら、というか街中ゆえに隠れてしまっている社寺もあります。今回紹介する大聖勝軍寺は、街中にあり、国道25号線沿いにあるのですが、全く地味な存在でありその意味で隠れ社寺といえます。
どれくらい地味かというと、車でここに行こうとして国道25号線を走っていたところ、気付くのが少し遅れてしまい、一度通り過ぎてしまったくらいです。
ここはこの名前より、太子堂の名前の方が良く知られています（もっとポピュラーなのが「太子堂交差点」）。下の太子とも呼ばれています（上の太子は太子町の叡福寺、中の太子は羽曳野市の野中寺）。
ここは今年の3月20日に訪問しました。まだ緊急事態宣言が出される前の３連休で、穏やかな一日でした。
門前には聖徳太子古戦場跡の碑があり、守屋池という小さな池がありました（水はありませんでした）。
参道のど真ん中に猫が寝ていました。
境内には3つのお堂があり、街中の寺らしく小さくまとまった感じで、ふらりと立ち寄るに適した感じです。
まだコロナの脅威もそれほど感じることなく、のんびりと過ごすことができました。
