月曜日は奈良平城宮跡にて、維新派「アマハラ」を体験。前にブログで書きましたが、維新派の公演、特に野外劇は毎回見るのを楽しみにしていました。
しかし、主催の松本雄吉氏が今年亡くなられたため、これが最後の公演になるとのこと。そして10月24日は千秋楽で、本当の最終公演になります。
維新派の舞台ではおなじみの屋台村。今回はかなり規模が大きく、何を食べるか目うつりがします。蕎麦がきをツマミに日本酒を飲み、カレーを食べたりしているうちに開演時間が迫り、舞台へ。
開演直前の舞台は、このように西向きなので、生駒山に陽が沈むところを背景にしています。
好天に恵まれ、昼間は暑いくらいでしたが、夜は結構冷えてきます。
内容はこれまでの維新派の集大成という感があり、いつもの少年達が出てきますが、それだけではなく、ワンピースの女性たちも出てきて、面白い動きをします。
台詞はフィリピンや南洋の地名を詩のように語り、南洋に渡った日本人の事業の行く末なども語られます。
「おーい」という例の呼び声も遠くから響いていました。
これは終演後の舞台。
帰りに松本雄吉さんの祭壇があったので、黙祷。長い間楽しませていただき、ありがとうございました。