今シーズンのフィギュアスケートの大一番、世界選手権は4年振りの日本開催でした。
これまで、2007年、2013年、2019年と日本で開催された世界選手権を3回見ましたが、今回は日本開催であることを知った時、えー、またあるの、と思ってしまいました。何というか、贅沢なものです。
結局、女子フリーのある金曜日だけ見に行くことにしました。
13時頃にさいたまスーパーアリーナ到着。
これがあると世界選手権、という感じですね。
演技は、アイスダンスリズムの途中でした。村本・高橋組の登場まで1時間以上あります。
アイスダンスは出場者が多いので見るのが大変です。村本・高橋組の演技は良かったのですがなかなか10位以内に入るのは難しいですね。
さてアイスダンスから女子フリーまでは時間があるので夕食にしましたが、出遅れて時間を食ってしまい、女子の最初の方は見ることができませんでした。
さて女子フリー。渡辺りんかは3A練習では決めていたのに本番では失敗。それでも131とポテンシャルの高さを示しました。
また最終グループの前ではドイツのニコル・ショットが落ち着いたいい演技を見せ130超え。
さて最終グループ。ペトロキナ、ヘンドリクスとミスのある演技が続き、レビト、三原とイギリス大会でハイレベルな対決となった2人もミスがあり得点は130台前半と伸び悩む状況。
こうなると最後の2人に完璧な演技を期待したいところです。
韓国のイ・ヘインがその期待に応えてノーミスの演技でスタンディングオベーションを貰い147を超える高得点。
最後の坂本には150超えを期待し、前半は良かったのですが後半の連続ジャンプで1つ目フリップが抜けてしまい、パーフェクトとはいきませんでした。
しかし後から思えば、そのセカンドに力技で3Tをつけたのは勝負という意味では凄く大きく、演技終了直後、本人が頭を抱えたにも関わらず、フリーの得点はイ・ヘインと2点差の145を出ししました。
この結果、SPの貯金がものを言ってトータル224とイ・ヘインに約4点差で優勝。世界選手権2連覇の偉業を達成しました。
まあ大満足とはいきませんでしたが、世界選手権らしさは充分味わえたので満足です。