先日、東近江の社寺を巡りましたが、そのついでに行っておきたかったのが滋賀県立美術館の「千年の秘仏と近江の情景」展。時間がなくその時は行けませんでしたが、改めて行こうと、他にどこに寄ろうかとプランを考えていたら、MIHOミュージアムで「金峯山の遺宝と神仏」という企画展が開催されているのを知り、また、朝早出すれば信楽高原鉄道回りで10時10分には美術館に行けることに気づきました。
11月3日に、文化の日に行くことにしました。
信楽高原鉄道は、国鉄時代に乗りましたが、それ以来の乗車になります。
貴生川駅ではもやがかかっていましたがすぐに消えていい天気に。林の中を走るような感じで見晴らしはあまり良くありません。
信楽駅ではタヌキのお出迎え。
ほどなくバスが来て、20分ほどでMIHOミュージアムへ。途中の乗客は私一人だったので、運転手さんと天下一品朝宮店の話をしました。この天下一品朝宮店、残念ながら閉店になりましたが、知る人ぞ知る店で、閉店前には東京からも来られた方がいたとのこと。
MIHOミュージアム「金峯山の遺宝と神仏」では国宝が何点か出ていましたが、だいたい見たことがあるものでした。
さすがに山の上だけあって紅葉が見られます。
帰りのバスは石山駅に到着しますが、美術館へのバスは瀬田駅から出るのでJRで一駅、瀬田駅で下車。駅前の餃子の王将でお昼を食べましたが、バスがちょうど店の前から出るのでありがたい。
展示品が少なかったので、瀬田駅に15時過ぎに戻ることができ、これなら京都国立博物館に1時間半ほど滞在できるので、「東福寺」展を見に行くことにしました。
以前東福寺で、墨蹟の展示を見たことがあり、今回墨蹟が少なかったのは意外でした。
こちらでも何点か国宝を見ることができましたが、書状や目録が多かったのは少し物足りない感がありました。