弁護士大久保康弘のブログ

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かくれ社寺探訪記(30)23.11.4木津川市鹿背山 薬師寺、海住山寺

毎年秋、11月最初の週末に木津川市で特別公開が行われています。

京都市内の特別公開と比べると小規模ですが、木津川市に点在する、かくれ社寺の雰囲気満点の社寺を訪問できる良い機会です。

今年は久しぶりに11月4日に行くことにしました。鹿背山不動、旧燈明寺収蔵庫、薬師寺海住山寺に行ってきました。

 

鹿背山不動は木津駅から東、加茂駅との中間の鹿背山の山裾にあります。家から車で、木津川台として大規模に開発された場所の新しい道を通り、開発地の北の端で右に曲がり、2車線の新道を通っていきます。その新道が尽きて地道になったあたりに、臨時駐車場らしきものがありました。

車を止めて少し歩くと本堂が見えてきます。

 

特別公開の不動明王は奥の岩穴の中にいらっしゃいました。

 

お寺の方に聞けば、裏山を1周する20分くらいのコースがあるとのこと。天気も良いので行ってみることにしました。

 

下の写真の石仏は、「春日のおばはん」という名前がついているようです。

 

続いては旧燈明寺の仏像を見に行きます。2度目の訪問になります。ここは本堂と三重塔がなくなり、横浜の三溪園に移設されています。

 

そこから、川の土手道を北に移動すると薬師寺です。

 

最後に海住山寺へ。ここまで歩いて来られる方も結構おられ、いつも感心します。

毎年特別公開の時期に紅葉になるなですが、今年はかなり遅くまで暑かったのでまだ紅葉は少しだけでした。

五重塔の開扉を拝観し、本堂の寺宝を拝観します。

先日、奈良国立博物館での「聖地 南山城」で、高名な十一面観音を観る機会がありましたが、この日には東京国立博物館にて開催中の「京都 南山城の仏像」展に出陳中でした。それでも多数の寺宝を拝観できて良い時間を過ごすことができました。