毎年夏休みには、青春18切符で日帰り旅行を敢行しています。最近では、舞鶴、福井、そして昨年も仕事を兼ねて岡山県の閑谷学校に行きました。
今年はどうしたものかと思ったのですが、7月になってようやく山陰本線の香住まで行くプランを思いつきました。鈍行ばかりならまあ大丈夫でしょう。ただひたすら鉄道に乗るだけならもう少し先まで行けるでしょうが、行った先で観光らしきものをするとなると、山陰方面ではこの香住あたりが限界になるでしょう。
8月11日に行くことにしましたが、翌日からはずっと雨だったのでこれが正解でした。
まずは大阪駅から丹波路快速に乗ります。篠山口で福知山行きに乗り換え。せっかく寝てたのに起きなければならないのが辛い。
城崎温泉で駅の待合室に行ってみると駅弁が売っていましたが、ハタハタ寿司が魅力的でしたが帰りに買おうと思いその時点では買いませんでした。
城崎温泉からディーゼル車に乗り換え。赤い国鉄型車両で一気にローカル色が濃くなります。トンネルを抜けて次の竹野から日本海に出ます。
香住には12時30分着。観光案内所でレンタサイクルを借りますが遠方から来た人には無料。これはありがたい。天気は曇りでそれほど暑くはありません。
駅前の店で海鮮丼を食べようと考えていましたがすでにランチ終了で閉まっていました。漁港の方に行きますがどこも12時には閉まるようで、なかなか開いている店が見つからず苦労しました。しかしようやく14時までの店を見つけてほっと一安心。
今が旬の白イカ丼とのどぐろ炙りを食べました。
味噌汁は蟹汁です。大満足でしたが2300円くらい。
さて何とか昼食を終えて本日の目的地である大乗寺を目指します。坂もない平坦な道で10分もかからずに着きました。
大乗寺といえば円山応挙の襖絵です。丁寧に案内していただきました。
さて昼飯を食べるのに時間がかかりましたが何とか予定していた14時の列車で城崎温泉に戻ります。
幸い、少し時間があったので御所湯まで行きました。
ここは露天風呂で岩から水が流れるのを見ながら入浴できるので気持ちよく、満足できました。
さて城崎温泉駅で駅弁を買おうと思ったら売り切れ。まあ昼にいっぱい食べたのであまりお腹も空いていないので何とかなります。
帰りは豊岡で一度乗り換えなのが面倒で、和田山で再度乗り換えなので、眠ろうにも眠れないのが残念でした。
和田山からは超久しぶり(40年以上)の播但線。これも途中の寺前で乗り換え。
姫路に着いたのが20時を過ぎており、残念ながら駅そばを食べることはできませんでした(普段はかなり遅くまで営業しているようです)。
帰りに駅弁を食べられなかった点以外は満足の行く旅になりました。来年は串本の無量寺に行こうかな。