弁護士大久保康弘のブログ

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2023.8.11 JR西日本の大回り乗車

8月11日はお盆休みの初日で、どこかに鉄道で出かけよう、と思っていました。

昨年は串本、一昨年は香住と青春18切符で日帰り旅行をしましたが、今年はなかなか良いプランを思いつかず、またあまりにも暑く、外を歩くのはなるべく控えたいこともあり、外を歩かなくてすむ大回り乗車をして鉄道を満喫することにしました。

 

大回り乗車とは、

大阪や東京など大都市圏内では、どのルートに乗っても一番短い距離で運賃計算をするというルールの対偶として、安い運賃で長い距離のルートを乗る

というものです。

 

南方面では和歌山線を経由することができますが今回はそちらは通りません。

東方面では北陸本線湖西線で琵琶湖を一周することができるようになっており、今回のメインルートになります。

 

ただこのルート、一昔前は湖西線近江塩津に停車する普通列車が極端に少なかった(一駅前の永原止まりが多かった)ので、なかなか実際に乗るのは難しかったのです。

ただJR西日本が、敦賀まで直流電化して新快速を走らせることにしたことにより、近江塩津での乗り換えの利便性が増しました。

今回立てたプランも、ポイントは近江塩津で新快速の接続がわずか6分と非常に良いことで、琵琶湖4分の3周が可能となりました。

西方面では加古川から加古川線を北上し谷川から福知山線で大阪に戻るルートがあります。

今回は東方面と西方面を組み合わせたルートにしました。

鶴橋→天王寺→奈良→加茂→柘植→草津近江塩津加古川西脇市→谷川→塚口というルートです。

鶴橋からスタートします。6:43に鶴橋発の環状線に乗りますが、何とホーム上にはロッテリアがありしかも営業していたので照り焼きバーガーを買いました。

天王寺から奈良に行きますが快速ではなく各駅停車でした。

奈良から加茂までのり、いよいよここから関西本線に乗車します。8:15発。

中央部には少しだけクロスシートがありそこに乗ることができたので、車窓を楽しめました。

 

柘植で草津線に乗り換え。ホームの屋根に忍者がいます。

 

柘植9:20発。221系4両編成で快適です。

油日は櫟野寺の最寄り駅ですが、車で行くので降りたことがないのが残念です。

草津着10:08。

トイレに行き草津発10:21の新快速近江塩津行きに乗車。この路線は木ノ本までは良く乗っているので気を抜きましたが、木ノ本から余呉を通り近江塩津までは車窓を眺めました。余呉湖を過ぎると程なくして湖西線の高架が近づいてきます。

近江塩津には少し遅れて到着し、すぐに向かいのホームに来た新快速姫路行きに乗車。

 

ここからは加古川まで2時間40分と今回の最長の乗車となります。持参した寿司を食べたら眠くなり、近江今津から大津京まで寝てしまいました。

加古川14:22着。加古川駅構内で線まねきの駅そばを食べます。ここは座って食べられるのもありがたい。

 

 

あとで考えれば新大阪構内で昼食という手もありましたが、今回の大回り乗車ではやはりそばを食べないと。

昔はある程度の規模の駅には必ずあった立ち食いそばですが、関西圏ではこのえきそばが加古川、姫路で食べられるくらいになってしまいました。いつまでも食べたいものです。

ここからは中間改札を通り加古川線に乗ります。まずは西脇市まで。残りわずかとなった103系に乗ることができました。

西脇市からは一部クロスシート125系に乗りました。

谷川で福知山線に乗り換え。ここは乗り換え駅でありながら規模が小さい駅で、特急も止まりませんが、阪神大震災の後、姫路に行くのに谷川に特急が臨時停車し加古川線経由で行ったことを思い出しました。

待合室でセブンティーンアイスが売っていたのがありがたく、チョコミントを食べました。そこからは篠山口、そこで乗り換え、尼崎の一駅手前の塚口駅へ。18時頃に到着し、約12時間の鉄道の旅を満喫することができました。